
岐阜県羽島郡笠松町 · くみ歯科クリニック
歯並びのこれからを、
一緒に考える。
大人の歯並びを、暮らしに合う方法で。
目立ちにくいマウスピース矯正という選択肢。
気になる前歯だけでなく、噛み合わせや歯ぐきの健康も。
治療が合うかどうか、毎日の使い方、治療後の保定までご相談いただけます。
まず知っておきたい、3つのこと
- 当院では主に成人の方を対象に、SureSmile(シュアスマイル)を中心としたマウスピース矯正をご案内しています。歯並びだけでなく、噛み合わせや歯ぐきの状態を確認して治療を検討します。
- 取り外せる装置だからこそ、指示された装着時間と通院の継続が大切です。見た目だけでなく、噛み合わせ全体を確認します。
- 歯を動かし終えたあとも、歯並びを保つ「保定」が必要です。難しい症例では、専門的な医療機関への紹介を含めて相談します。
透明な装置で、少しずつ歯を動かす治療
マウスピース矯正は、透明な取り外し式の装置「アライナー」を段階的に交換し、歯に力をかけて位置を整える治療です。装置は治療計画に沿って作られます。ご自身の判断で市販のマウスピースを使ったり、順番を飛ばして交換したりするものではありません。
当院では主にSureSmileを使用します。どの装置を選ぶかだけでなく、歯や歯ぐきの状態を調べ、必要な歯の動きや治療の限界を見極めることを大切にしています。治療前には、使用する装置と計画をご説明します。
暮らしに取り入れやすい点
透明なため目立ちにくく、食事や歯みがきのときに取り外せます。歯を直接みがけることは利点ですが、装置を外すだけでむし歯や歯周病を防げるわけではありません。[4]
知っておきたい負担
食事・清掃の時間を除き、毎日長い時間の装着が必要です。歯につける小さな突起や補助のゴムが必要になることもあり、装置がまったく見えない、痛みがないという治療ではありません。
「マウスピース」は、目的によって別の装置です
歯を動かすアライナー、歯並びを保つ保定装置、歯ぎしり用の装置、小児の口腔機能の発達を支援する装置は、目的も使い方も異なります。小児口腔機能のための装置を、透明なアライナー矯正と同じ治療としてご案内することはありません。
大人の矯正は、お口の健康を土台に
見た目を整えるだけでなく、歯ぐきや骨の健康、噛み合わせ、毎日の装着を続けられるかを確認します。

歯ぐきと骨の状態を確認します
歯周病の有無、歯を支える骨、むし歯や詰め物・被せ物、歯の欠損などを確認します。炎症があるときは、その治療と清掃状態の改善を優先します。
歯ぐきが下がっている、歯が揺れる、最近すき間が広がったなどの場合は、見た目の調整の前に原因を調べます。年齢だけでなく、お口と全身の状態から治療を検討します。
これまでの治療と、生活に合うかも大切です
インプラントは天然歯のように矯正で動かせません。被せ物の作り直しなどを含めた計画が必要な場合もあります。持病、お薬、過去の矯正や歯のけがについてもお知らせください。仕事や食事の習慣も伺い、装着を継続できるか一緒に確認します。
お子さんについては、歯の生え替わりや顎の成長、装着管理、国内での製品の使用条件を踏まえて慎重に検討し、必要に応じて専門的な医療機関をご紹介します。
気になる歯並びから、噛み合わせ全体へ
- 前歯の重なり・でこぼこが気になる
- 歯と歯のすき間が気になる
- 以前の矯正後に歯が動いてきた
- 噛みにくさや歯みがきのしにくさがある
このようなお悩みは、マウスピース矯正を検討するきっかけになります。ただし、見た目が似ていても、歯の根の向きや顎の骨、奥歯の噛み合わせによって治療は変わります。写真や前歯だけを見て、適応や期間を決めることはできません。[3]
前歯だけを整えればよい、とは限りません
限られた範囲を動かす部分矯正が選択肢になることはありますが、前歯を整えることで上下の歯が当たりにくくなるなど、噛み合わせに影響する場合があります。全体の評価をしたうえで、改善できる範囲と残る課題をご説明します。
歯を動かすために、補助的な処置が必要なことも
歯の表面につける小さな突起「アタッチメント」、ゴムの併用、歯と歯の間のエナメル質をごく少量調整する処置などを検討する場合があります。すべての方に行うわけではなく、必要性・処置の量・注意点を説明します。抜歯が必要かどうかも、診断してから判断します。
画面上の歯の動きは、治療結果の保証ではありません。[1]
治療計画を示すシミュレーションと、実際のお口での歯の動きには差が生じます。途中で計画の見直しや追加のアライナーが必要になることもあります。
ほかの方法や、専門的な治療が合う場合も
マウスピース矯正を受けることを前提にせず、必要な動き、骨格、歯周組織、日々の装着が続けられるかを含めて方法を選びます。当院での対応が難しい場合は、専門的な医療機関への紹介をご相談します。
ワイヤー矯正などを検討する場合
歯を大きく動かす必要がある、複雑な歯の移動が必要、アライナーの装着管理が難しいなどの場合は、ワイヤー矯正などが候補になります。装置の種類だけで優劣を決めるのではなく、期待できる改善と負担を比較します。[4]
骨格や歯の生え方に専門的な評価が必要な場合
上下の顎の位置関係に大きなずれがある、歯が骨の中に埋まっているなどの場合は、専門的な検査・治療が必要になることがあります。外科的な治療との併用を含め、当院だけで完結できるとお約束せずに相談します。
まず治療・経過観察を優先する場合
むし歯や歯周病の治療、お口の清掃、成長の観察を先に行うこともあります。負担と得られる改善を比べた結果、今は矯正を始めないという選択もあります。歯並びを整えることだけを急がずに検討します。
相談から、歯並びを保つケアまで
お悩みと生活の状況を伺う
気になる歯、噛み合わせ、治療への不安、通学・仕事・食事の習慣を伺います。相談したその場で治療を決める必要はありません。
検査・診断
お口と歯周組織の診察、写真、歯型やスキャン、必要なレントゲン検査などを行い、歯の根や噛み合わせを確認します。検査の組み合わせは状態に応じて判断します。
治療計画と費用の説明
治療の目標、装置、必要な処置、ほかの選択肢、見込まれる期間・通院、リスク、保定を説明します。検査・調整・追加治療・保定などの費用は、個別の内訳付き見積もりでご確認ください。
お口の状態を整え、装置を準備
必要なむし歯・歯周病の治療や清掃指導を行います。計画に沿ってアライナーを作製し、必要に応じて補助的な処置を行います。装着・取り外し・洗浄・保管の方法を確認します。
装着と定期的な確認
指示された時間・交換日程に沿って装着します。通院では装置の適合、歯の動き、噛み合わせ、むし歯や歯ぐきの状態を確認します。計画と実際の動きに差があれば、装着方法や計画を見直します。
仕上がりを確認し、保定へ
歯並びと噛み合わせを確認し、必要に応じて追加の調整を検討します。歯を動かす治療が終わったら、位置を保つための保定装置へ移行し、継続して経過を確認します。
期間と通院間隔は、診断後にご案内します
必要な歯の動き、成長、歯周組織、装着状況、追加の調整などで変わります。歯を動かす期間と、その後の保定期間は分けて考えます。行事や転居の予定がある方は、開始前にお知らせください。
毎日の使い方が、治療を支えます

アライナーは、毎日続けて使う治療です。「外せるから、必要なときだけつける」という使い方では、計画どおりに歯が動かないことがあります。生活に無理なく組み込めるか、開始前に一緒に確認します。
装着時間と交換日を守る
1日の装着時間、次の装置に交換する日、補助のゴムの使用などは、担当歯科医師の個別の指示に従ってください。交換を早めたり、装着できなかった日数を自己判断で調整したりせず、困ったときはご相談ください。
食事と飲み物に気をつける
原則として食事のときは外します。装着したまま糖分や酸のある飲み物を飲むと、歯の周囲に残りやすくなります。飲水以外の飲み物や熱い飲み物の扱いは説明に従い、熱による装置の変形にも注意します。
歯と装置の両方を清潔に
食後は歯みがきや歯間清掃を行い、装置も指示された方法で清掃してから戻します。清掃道具と洗浄剤の使い方は装置に合わせて確認します。外した装置は専用ケースで保管し、ティッシュに包んだまま捨てないようにします。
合わない・壊れたときは連絡する
装置が浮く、強く食い込む、割れた、紛失した、アタッチメントが外れた場合はご連絡ください。無理にはめたり、自分で削ったり、先の装置へ飛ばしたりしないでください。どの装置を使うかも含めて確認します。
始める前に知っておきたいリスク
マウスピース矯正にも、歯を動かすことや装置を使うことに伴うリスクがあります。目立ちにくさだけで選ばず、ご自身のお口で注意が必要な点を確認してから始めます。
痛み・圧迫感・口の中の傷
装着時や交換後に、歯が押される感覚や痛み、粘膜の擦れが出ることがあります。話しにくさや唾液の変化を感じることもあります。強い痛み、長引く傷、装置の食い込みは我慢せずご連絡ください。
むし歯・歯ぐきの炎症
汚れや糖分が残ったまま装着すると、むし歯や歯の表面の白い濁り、歯ぐきの腫れ・出血につながることがあります。治療中も清掃と定期的なチェックが必要です。
歯ぐきが下がる・すき間が目立つ
歯ぐきや骨の状態、歯の移動によって歯肉退縮が起こることがあります。歯が並ぶことで、歯と歯の間の歯ぐき側に三角形のすき間が見える場合もあります。元の状態によっては改善に限界があります。
歯の根への影響
歯を動かすことで、歯の根が短くなる「歯根吸収」が起こることがあります。[5]程度には個人差があり、必要な検査で状態を確認します。経過によっては移動量の変更や治療の中断を検討します。
噛み合わせの変化・顎の症状
治療中や治療後に、上下の歯の接触や噛み心地が変わることがあります。顎の痛み、口の開けにくさなどがあればお知らせください。矯正で顎関節の症状、頭痛や肩こりが治るとお約束することはできません。
予定どおりに動かない・追加治療
歯の動き方や装着状況により、予定より期間が延びたり、追加のアライナーや別の方法が必要になったりすることがあります。ご希望の見た目や噛み合わせまで改善できない場合もあり、途中の評価が大切です。
強い痛みや腫れ、装置による傷は、次回まで待たずにご相談ください。
装置の材料などへの反応が疑われるときも使用状況をお知らせください。息苦しさなどの急な強い症状は、歯科の予約を待たず救急対応が必要です。
整えた歯並びを、これからも保つために

歯を動かし終えた直後は、周囲の組織が新しい位置に十分なじんでいません。また、その後も成長や加齢、噛む力などで歯の位置は変化します。歯が元の方向へ動く「後戻り」を抑えるために、保定装置(リテーナー)を使います。[6]
保定装置も、個別の計画で
取り外し式や歯に固定するタイプなどがあり、お口の状態に応じて選びます。装着時間・方法と受診間隔は個別に決めます。「1年使えば終わり」と一律にはせず、長期的な管理を前提にご相談します。
合わなくなる前に、確認を
保定装置がきつい、入らない、壊れた、固定部分が外れた場合は早めにご連絡ください。無理に押し込まず、使用をやめたまま放置しないことが大切です。後戻りの程度によっては再治療が必要になります。
保定中も、歯と装置の清掃、むし歯・歯周病の予防を続けます。歯並びだけでなく、噛み合わせと歯ぐきの状態も継続して確認します。
治療の費用と、見積もりで確認すること
当院のマウスピース矯正は自由診療です。公式料金表では、次の金額をご案内しています。[2]
マウスピース矯正(SureSmile等)
550,000〜770,000円(税込)
症例の難易度、アライナーの枚数、追加処置の有無によって変わります。
くみ歯科クリニックの公式料金表に基づくご案内です。小児口腔機能の発達を支援するマウスピース治療とは、別の項目です。
含まれる項目は、個別の内訳付き見積もりで
検査・診断、通院時の調整、追加のアライナー、保定装置など、治療に必要な項目と費用は、開始前に個別の内訳付き見積もりでご説明します。
- 相談・検査・診断の費用
- 装置の費用、通院時の確認・調整の費用
- 追加処置・追加アライナーや計画変更時の扱い
- 保定装置・保定中の受診・装置の再製作の費用
- 必要となるむし歯・歯周病などの治療費
費用に含まれる範囲と追加費用が生じる条件を確認し、通院や保定まで含めてご検討ください。
よくあるご質問
Q.大人でも、歯周病があると矯正できませんか?
病名だけでは判断せず、炎症や骨の状態、清掃状況を確認します。まず歯周病を治療し、安定してから矯正を検討する場合があります。状態によっては移動を制限する、矯正を見合わせる、専門的な医療機関へ紹介することもあります。
Q.仕事や学校で、長時間外していても大丈夫ですか?
取り外しはできますが、長い時間外していると計画した動きが得られないことがあります。必要な装着時間は個別の指示に従ってください。話す機会が多い、食事の時間が不規則などの事情は、開始前にご相談ください。
Q.抜歯をしないで治療できますか?
すべての方が非抜歯で治療できるわけではありません。歯を並べる場所、口元、歯を支える骨と噛み合わせを評価します。必要な処置と代替案を説明してから、治療方針を検討します。
Q.どのくらいで終わりますか?
必要な歯の移動、成長、お口の状態、装着状況などで変わるため、検査後にご説明します。途中で計画の見直しや追加の調整が必要になることもあります。歯を動かす治療の後には、継続的な保定が必要です。
Q.矯正をすれば、むし歯や歯周病を防げますか?
歯並びが整うことで清掃しやすくなる場合はありますが、矯正だけで病気を防げるわけではありません。治療中も保定中も、歯みがき・歯間清掃と定期的な確認を続けることが大切です。
Q.相談だけでも受診できますか?
ご相談いただけます。ご希望とお口の状態を確認し、当院の治療や専門的な治療の選択肢を検討します。必要な診察・検査の内容と費用は、予約時・受診時にご確認ください。
参考文献・関連情報
- SureSmile アライナー:日本向け製品情報(デンツプライシロナ)
- くみ歯科クリニック:公式料金表
- 日本矯正歯科学会:マウスピース型矯正装置による治療に関する見解・第2版(2022)
- アライナー治療の適応・利点・有害事象:系統的レビュー(2025)
- アライナー治療に伴う歯根吸収:系統的レビュー・メタ解析(2024)
- 矯正治療後の保定:Cochraneレビュー(2023・抄録)
日本の学会情報とメーカーの日本向け製品情報、海外の研究を参照しています。海外研究は当院の成績や日本での製品適応を示すものではありません。2025年の適応レビューは永久歯列が対象です。2023年の保定レビューはブラケット矯正後の研究を扱う抄録を参照し、SureSmileの保定期間を定める根拠には用いていません。文献確認:2026年9月。
KUMI DENTAL CLINIC
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治療を決める前のご相談から、丁寧に伺います。
くみ歯科クリニック〒501-6064 岐阜県羽島郡笠松町北及1780-1月・火・木・金 午前午後 / 土 午前
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(祝日が平日にある週は水曜診療)院長 森川久美子